SUNTORY マーメイド号の航海
-+-堀江謙一氏 単独無寄港世界一周(ケープ・ホーン東回り)-+-
写真 山田茂雄氏  写真提供 土田 憲氏 
2005年1月12日。10月に神戸を出航したマーメイド号は難所ホーン岬を通過、先人マゼラン達へプリザーブドの花輪を手向ける献花式も無事、執り行われました。
 「戦艦でも容易に近づけないケープホーン沖合いで好天のもと堀江さんに会えたことは奇跡としか言い様がありませんでした。」
 写真を送ってくださった、?電通プロデューサー土田氏が添えて下さった言葉です。あらためて、その偉業がどれほどのことであったか想像をめぐらせるばかりです。
 今頃、プリザーブドのあのリースは南極近くの深く冷たい海のどこかで、花びらを舞わせながら沈んでいるのでしょうか。「永遠の花」と呼ばれるプリザーブドフラワー、その花が先人の霊を少しでも慰めることができたのであれば、そう思いながら再び写真を眺めています。 
 この献花の様子はこちらのニュースでごらんいただけます。尚、この記事は一定の期間をすぎると削除されます。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000048-kyodo-soci
(2005年1月20日加筆)

*堀江謙一氏「SUNTORY マーメイド号の航海」
 についての詳細は、こちらのオフィシャルサイトをごらんください。
http//www.suntory-mermaid.com


*この献花リースの製作エピソード:メイキングはこちらから mermaid making
2004年10月1日。
 ソロセーラー堀江謙一氏が、単独無寄港世界一周の航海に向け、「SUNTORYマーメイド号」で神戸西宮を出航しました。
 「海のエベレスト」と呼ばれる難所中の難所:南米のケープ・ホーン海域において、はるか昔、海図も持たず未知なる大海原を目指したマゼランをはじめ、多くの先人の航海者魂に、敬意を表し海へ献花を行います。
 
 その献花に使用されるプリザーブドのリースを、一会が作成しました。
生花では無論持っていくことは不可能ですし、造花では海を汚染する一因となってしまいます。プリザーブドフラワーなら自然の花を加工している為、造花ほど環境破壊の恐れが少なくてすみます。直径70cm、ひとかかえもある大きなリースですが、ワイヤーを一本も使わずに仕上げました。
 
 またこのリースには、ポルトガルの国花である「バラ・ラベンダー・オリーブ」の3種をあしらっています。ポルトガル出身であったにも関わらず、仇敵スペイン国王の命により航海に旅立ち、志半ばに倒れたマゼラン。そのため500年近くたつ今も、双方の国から十分な評価を得ていないと言われます。今回、献花リースがあまりにもすぐ波間に沈んでしまわないよう浮力装置として、コルクを使用しましたが、そのコルクも上記由来からスペイン産のものをセレクトしました。
 
 さらに、10月に神戸を出航し南米ケープホーンに着くのは1月上旬。3ヶ月もの間、洋上の湿気からプリザーブドを守るためにどう保管するかが、一番の問題でした。最初は軽さから発泡スチロールを考えていたのですが、結局この大きさだと張り合わせて作成するほかないため,
強度に不安が残ることや、よりかさばってしまうことを考え、最終的に水槽に使われるアクリル箱を特注することにしました。次ページに、今回のリースのメイキングを掲載しています。


***今回このリース製作に関しての企画は、
株式会社電通 プロデューサー 土田 憲 氏の手によるものです。

ちょうどこの献花の企画を考えていた折に、一会が出展した6月の銀座三越でのプリザーブド展をごらんになり、これだ、と思われたそうです。

 最初にお伺した際には、堀江謙一氏のこと、マーメイド号のことはもちろん、マゼランについて、ホーン岬について、その歴史や背景にいたるまで2時間にわたり、熱心にお話してくださいました。
白状するとそれまではあまりヨットや航海にご縁のなかった私自身も、そのお話にすっかり魅せられてしまいました。

ポルトガルの国花をあしらうこと、エクアドルのバラを使うことなどは、土田プロデューサーの発案によるものです。
 出航して数日後、マーメイド号に積み込まれるリースの写真を送ってくださいましたので、ここに加筆掲載させていただくとともにこの場からあらためて、深く御礼を申し上げます。(2004年10月7日補筆)*** 写真はメイキングページに掲載しています。
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